最近、からだが固いんです
という理由で施術を受ける方もいらっしゃいます。
以前は柔らかかったのに、固くなってしまった
体操競技やバレエをやっていて、柔軟性には自信があったのに・・・
久しぶりにストレッチしたら全然伸びない
という方、特に女性に多いです。
からだが固いってどういうこと?
からだが固いとは、つまり何が固いのでしょうか?
4つ挙げていきます。
①筋肉の固さ
一番実感されやすいのは筋肉の固さです。
人体には、大小含めて約600もの筋肉があります。
筋肉は本来柔軟性があるものですが、
動かない状態が続いた・使いすぎ、
などの理由で緊張や短縮を起こすと、
固くなってしまいます。
②関節の固さ
関節の固さは、意識しづらいかもしれません。
人体には約200の骨があり、
骨同士が連結する部分を関節といいます。
肩関節、股関節などはよく知られていますね。
背骨ひとつひとつの間や、手や足の細かい骨の間にも関節はあります。
数え方にもよりますが、人の関節は260個程度あると言われます。
関節の中には、元々ほとんど動かない部分もあれば、
肩関節や股関節のように大きく動く部分もあります。
本来は動くべき関節が、きちんと動かなくなると、
からだが固い、ということになります。
③筋膜の固さ
筋膜が固い、という考えも一般的になってきました。
筋膜リリースをして欲しい、という方もいます。
筋膜の詳細は長くなるので、また別の機会にご紹介しますね。
筋膜にも色々種類がありますが、
施術の対象になる
「浅筋膜(せんきんまく)」は、
皮下脂肪を表層と深層にわける線維性の結合組織で、
本来は水分を豊富に含み、柔軟性と支持性を兼ね備えます。
この浅筋膜が、同じ姿勢や動作が続いたりすることで柔軟性を失うと、
からだが固い、につながります。
④動きの固さ
動きの固さとは、
その動きを行う神経回路が活性化していない、ということです。
からだの固さを意識するのは、何かの動きを行った時ですよね。
筋肉、関節、筋膜が良い状態であったとしても、
やろうとしている動きがきちんと出来ないと、
からだが固い、という感覚になります。
からだが固い人はどうすればいい?
では、からだが固い、とお困りの方はどうすればいいでしょうか。
①筋肉の固さ
②関節の固さ
③筋膜の固さ
④動きの固さ
を解消すればよいです。
カイロプラクターは、
施術とエクササイズ指導で、
これらの「固さ」にアプローチします。
全身の状態をチェックし、
可動性・柔軟性を向上させるべきところ、
安定性を向上させるべきところ、
を見極め、その方に最適な施術とエクササイズ指導を行います。
漠然と、からだが固いと気になっている方に、
その固さの原因をお伝えし、解消方法を提供いたします。